あなたの持ち味を活かし、最高のパフォーマンスに導く 音楽コーチ
鈴木太一
（一財）生涯学習開発財団認定コーチ中学校教諭一種免許(音楽)
高等学校教諭一種免許(音楽)
静岡県生まれ。国立音楽大学器楽学科トロンボーン専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部研究科修了。東京都中学校吹奏楽連盟理事。東京都吹奏楽連盟理事。
中学、高校と吹奏楽部でトロンボーンを担当し、部活漬けの日々を送る。
高校二年生の時、トロンボーン奏者の中川英二郎氏の演奏に感銘を受け、音楽の道を志す。
音楽大学に入り、周りと比べて、自分の実力の低さを痛感し落ち込む。うまくなりたいと思う反面負けず嫌いな性格から人を頼ることをせず、一人で試行錯誤を繰り返し、抱え込み、よく分からなくなる。練習や本番もうまくいかないことの方が多く感じられ、悔しくて悲しかった。
そんな頃、仲間と金管アンサンブルの演奏をするようになる。この仲間との音楽作りや演奏が本当に楽しかった。自分の奏法に対するコンプレックスはあったものの、それよりも仲間と一緒に楽しく演奏できることが嬉しかった。本番後お酒を飲み交わしながら、他愛のない話や将来の夢をお互いに語り、聞き合うようになり、今思えば、それが最初のコーチングとの出会いだったのかもしれない。
そして、そんな素晴らしい仲間の大切さを子供達にも伝えたいと思うようになり、教師の道を進むことになった。
ところが、教師になって意気揚々と吹奏楽部の指導に集中しようとしていた矢先、生徒たちから、それまでの生徒たちの自主運営でやってきた形を崩さないでくれと 、猛反発を食らう。どうしたらいいものか悩んでいたところに、教員向けのコーチングの研修会のお誘いを受け参加する。
コーチングを受けてみて、自分の現状をたくさん聞いてもらっているうちに、自分は、やりたいことを生徒に押し付けようとしているだけで、生徒のことをまだまだよく見ていないことに気づいた。
そして、発想の大転換が起こる。
「生徒の自分たちでやりたい気持ちを活かして、彼らが何をやりたいのかをとことん引き出し、日本一クリエイティブな自主運営ができるバンドにしてあげよう。」
以来、日本一クリエイティブな自主運営バンドを生徒と一緒に作るため、コーチングのアプローチを利用して生徒のやりたいことを引き出し、その実現に向けてのステップを促す関わりを続けている。
また、コーチングを通して、自分と同じように悩んでいる人や、音楽に関わる様々な人々の役に立ったり、様々な人とつながって世の中のために楽しい活動をしたいと思い、２０１４年２月よりコーチ資格取得のための勉強を開始。同年１０月、認定コーチ資格を取得し本格的に活動を開始した。
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