ケーススタディ×ビジネスコーチング研究会 株式会社キャリアクリエイツ&株式会社コーチングバンク共催で毎月開催
2024年4月より、株式会社キャリアクリエイツ(東京都千代田区、代表取締役 塚田司郎)および株式会社コーチングバンク(東京都中央区、代表取締役 原口佳典)は共催で、誰でも参加できるオンラインによるマネジメント研修会である「ケーススタディ×ビジネスコーチング研究会」をオンラインにて毎月、開催致します。運営は、株式会社コーチングバンクが担当します。
この研究会は、株式会社キャリアクリエイツが制作する日本のマネジメント現場への取材をもとに作られるケーススタディを元に、その問題をコーチングのアプローチでいかに解決するのか、ということを対話形式で共有する勉強会であり、マネジメント層の方には部下へのコーチングアプローチを、コーチ及びコーチングを学ばれている方にはビジネス現場でのコーチングの実践を、それぞれ学べる場となる予定です。2024年4月25日にプレ開催し、5月開催からは参加費3300円/人(LDノート購読会員、LDライブラリ会員、コーチングバンクプレミアムメンバーは無料)で月2回のペースで開催して参ります。参加はどなたでもできますが、Zoomによる対話型の研究会となるため、顔を出して対話できる環境からのみ、参加することが出来ます。なお、対話中心の会になりますので、アーカイブの共有はありません。
今、日本のマネジメント層は孤独に悩んでいる…昭和から令和へ、失われたものの正体
日本経済の世界的な影響力低下が深刻な問題になっています。「働き方改革」「リカレント教育」も含め、政府も様々な働きかけをしていますが、根本的には何も改善されていない状況が続いています。さらにコロナ禍の影響でテレワークも普及し、働く現場の多様化により、マネジメント層が抱える問題は、さらに難易度を増しているように思えます。
令和になって、昭和の時代の風習がノスタルジーを持って表象されていますが、実際に職場から失われたものは何でしょうか? コンプライアンスや情報セキュリティなどの規制は強化され、パワハラセクハラも厳しく取り締まられるようになって、一見すると、職場の環境は改善されているように思えます。しかし、その反面、自由に意見を言ったり、飲み会や煙草部屋で雑談したり、終業後に自主的に居残りして好きなことに没頭したりといった、そういう自由さは失われているように思えます。結果としてマネジメント層は相談相手も居なくなり、孤独にマネジメント実践に向き合う構図となってしまっており、この結果、マネジメントの失敗が組織の中で積み重なっているのが現状ではないかと思われます。
株式会社キャリアクリエイツのLDノートとは?
株式会社キャリアクリエイツは、1950年に「株式会社総合労働研究所」として誕生し、半世紀以上にわたり、組織と個人の成長を後押しする教育事業を手がけてきました。その中でも特徴となっているのは、1300本を超えるケーススタディです。
リーダーシップは、様々な経験をすることで育まれるともいわれています。将来を予測するのが困難なVUCA時代においては、リーダーシップを発揮するには様々な場面をシミュレーションすることが近道です。株式会社キャリアクリエイツ発行のLDノートでは、実際の日本のマネジメントの現場を取材した「生きた」ケーススタディを毎月2本、制作し続けてまいりました。今回の研究会では、この月2本、新たに発行される最新の「ケーススタディ」を用いて行います。
このリーダーシップとキャリア形成のためのケーススタディブック「LDノート(Leadership Development Note)」のケーススタディは、実際のビジネスシーンを反映した内容で、1965年の創刊以来、1,000社以上の企業、官公庁、労働組合、各種団体でご利用をいただいております。2003年に総合労働研究所の教育事業のバトンを受け継ぎ、株式会社キャリアクリエイツとして新たなスタートを切りました。2023年にはLDノートをデジタルブック化して、オンラインで読めるようにした「LDノートライブラリ」をスタート、こちらはお申し込み後すぐに最新の150本を読むことができて、リーダーシップ発揮のノウハウを身に着けることができるオンライン図書館となっています。
株式会社コーチングバンクの思い
2006年の設立以来、株式会社コーチングバンクは一貫してそのミッションを「コーチングサービスの普及とコーチングビジネスの支援によって、世界のコミュニケーション環境のインフラ整備に貢献します」として、人と組織と社会にとって有益なコーチングの普及を目指しています。この思いは世界最大のコーチングの非営利組織、国際コーチング連盟(ICF)とも同じくするところだと信じています。そもそも国際コーチング連盟(ICF)の認定資格というのは、既にプロとして能力もあり、実績もあるコーチの方を認定するプログラムです。しかし、日本では、ある特定のトレーニングを受講することで得られる独自資格が多く、ペーパードライバーのコーチを大量に生み出している現状があるように思います。コーチングを習ったんだけどプロとして通用しないんじゃないか。そんな不安に思っている人が、次から次へと資格を取ろうとするのを見て、それは本質的な問題解決にならないと、常に思っていました。活躍できるポテンシャルのあるコーチの方に、もっと自信を持ってコーチングサービスを提供して欲しいと願っていますが、ビジネスの場での実践を積むには資格が必要、ということもあり、なかなかビジネス現場の生のケースに触れることが難しいと感じています。そこで、今回、キャリアクリエイツ様の「生きたケーススタディ」を用いてビジネスコーチングを疑似体験することにより、よりコーチングがビジネス現場で活用される機会を増やせるのでは、と考えました。
また、LDノートのケーススタディは、トップとロウワー層に挟まれた、ミドルマネジメント層の問題行動を扱ったものが多くなっていますが、仮に自分がその上司や同僚だったとして、指示や命令でその人の行動を変えられるものでしょうか? 実際のマネジメントの現場でも、その人が自ら問題行動に気付いて自ら行動を改める、コーチングのアプローチが求められます。
コーチングバンクは、コーチングについて、ある特定の人しかできない特別なスキルだとは思っていません。誰でも自分の現場でコーチングのアプローチを使えるようになることで、幸せな職場や現場を実現させることが、まさにコーチングバンクのミッションにもつながります。今回の研究会では、そんな学びが自然と起こるような対話の場としたいと考えています。
担当ファシリテーター紹介
この研究会は当初は公開講座として開催しますが、いずれは各会社や組織の中で、自主的に開催できるようになるためのファシリテーターを増やしていくことを想定していますが、最初の公開講座では、株式会社コーチングバンク代表でもあり、2014年〜2018年に株式会社キャリアクリエイツの代表取締役も務めた経験のある、原口佳典が担当します。原口はLDノートのケーススタディについて、人材育成学会で2度の発表を行っている他、この研究成果を「ケーススタディ誌のタイトル分析による人材育成のトレンドに関する一考察 テーマの変遷から見た日本の管理者層の抱える課題の意識変化に関する仮説」という形でまとめているなど、LDノートをよく理解しており、また、一般社団法人国際コーチング連盟日本支部の初代理事、事務局長を務め、『人の力を引き出す コーチング術』『100のキーワードで学ぶコーチング講座』『コーチング心理学概論』などの著作もあり、また、本人もコーチングの実践者として、エグゼクティブからマネジメント層まで、多くのクライアントのコーチを務めています。今回の研究会では、株式会社キャリアクリエイツ在籍時に顧問である吉野美智より学んだファシリテーションの手法をベースに、オンラインに応用して実施致します。
参考)原口佳典プロフィール
(リサーチマップ) https://researchmap.jp/bizknowledge?lang=ja
(コーチングバンク) https://www.coachingbank.com/coach/haraguchi/
ケーススタディ×ビジネスコーチング研究会
https://csbc.peatix.com/
会社概要
株式会社 キャリアクリエイツ
代表取締役 塚田 司郎
取締役 渡邉 龍也
顧問 吉野 美智
所在地 〒101-0065 東京都千代田区西神田 3-3-3錦明ビル7階
連絡先 TEL(03)6907-2101 FAX(03)6907-2102
お問い合わせは hrd@ld-note.com
https://www.ld-note.com
株式会社コーチングバンク
代表取締役 原口佳典
所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座6−6−1銀座風月堂ビル5F
連絡先 TEL:03-6215-8505 FAX:03-6215-8700
お問い合わせは info@coachingbank.com
https://www.coachingbank.com
2024年度(2024年4月1日)より「コーチング能力認定試験」(一般社団法人日本支援対話学会認定資格対象/運営会社:ビズナレッジ株式会社)の体系がリニューアルします。
変更点は下記の通りです。
3つの認定資格の名称及び位置づけが変更となります。
・認定コーチング・スペシャリスト
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現状通り、コーチングの実践者レベルに達していることを認定します。
レベル判定の認定試験ですので、資格としての更新は不要ですが、
呼称を名乗るには、一般社団法人日本支援対話学会の学会員である必要があります。
・認定コーチング・インフルエンサー
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(旧 認定コーチング・インストラクター)
コーチングの伝達者レベルに達していることを認定します。
認定コーチング・スペシャリスト合格者のみの認定となります。
試験はレポートのみの試験で、本人のレポートに加え、
コーチングを学ばれた方5名以上からのレポートを提出いただきます。
レベル判定の認定試験ですので、資格としての更新は不要ですが、
呼称を名乗るには、一般社団法人日本支援対話学会の学会員である必要があります
・認定コーチング・エグゼクティブ
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(旧 認定コーチング・エキスパート)
コーチングの実践研究者レベルに達していることを認定します。
認定コーチング・インフルエンサー合格者のみの認定となります。
認定に際し、レポートや試験はございません。コーチングに関する何らかの研究を行い、論文等研究実績をお持ちになることが証明できる方を認定します。
レベル判定の認定試験ですので、資格としての更新は不要ですが、
呼称を名乗るには、一般社団法人日本支援対話学会の学会員である必要があります
「コーチング能力認定試験」は、コーチングの実践者である認定コーチング・スペシャリストが対象となり、認定コーチング・インフルエンサー及び認定コーチング・エグゼクティブについては、認定料をお支払いいただくこととなります。(申し込み方法は、認定コーチング・スペシャリスト合格者の皆様に御連絡します。)
「コーチング能力認定試験」のお申込みは こちら よりお願いいたします。
2008年10月より断続的に運営しておりましたコーチングバンク勉強会ですが、2023年12月を以て、開催を終了させていただくこととなりました。
15年間の振り返りにつきましては、2024年3月発行予定の、『支援対話研究』第9号に、実践レポートとしてまとめたものを掲載予定です。
これまでたくさんの方に御参加いただき、支えていただきましたことを感謝致します。
つきましては、振り返りと今後の参考のために、アンケートに御協力いただけますと幸いです。
コーチングバンク勉強会についてのアンケート
https://forms.gle/sY9zrmVp1fqvHoNx8
ここのところ、Google経由ですと、勝手に変換され、表示が乱れたり、フォーム送信にエラーが出る状況が時折、発生しています。
その場合には、こちらのリンクから、再度、読み込み直しをお願い致します。
http://www.coachingbank.com/
2023年度より「コーチング能力認定試験」(一般社団法人日本支援対話学会認定資格対象)がリニューアルします。
変更点は下記の通りです。
・運営会社が株式会社コーチングバンクより、ビズナレッジ株式会社に変更になり、決済方法が、郵便振替からクレジット決済に変更になります。
・日程を決めた試験から、都度、申し込める試験に方式を変更します。方法は通信制のままで、スケジュールについては、申し込み後、1週間以内に配送、一ヶ月以内に返送締切(送付資料に明記します)とします。
・試験範囲・試験内容については最新の情報を加え、年度毎の見直しとし、年度内の改訂は行いません。
・試験対策用に、試験範囲についての教材動画を作成し、アップします。(視聴必須ではありません。)
お申込みは こちら よりお願いいたします。