DNA気質を知って人間関係改善に活かす
医療の現場に普及した日本発のSAT(構造連想法)
筑波大学名誉教授の宗像恒次先生が、保険医療行動科学の手法として1990年代に開発したSAT(構造連想法)。これは日本で開発された技法として、生物学的・科学的根拠をベースに組み立てられた、極めて日本的な心理学です。SATは日本人の感情特性とストレス耐性の研究を長年行い、独自の世界観を作り上げています。
講師の山本講師は御自身の問題解決の体験から、1995年以来、約17年にわたってSATセラピーを学び、同時に、様々な企業で、ビジネスマン向けメンタルヘルス研修と、うつ病者の復職面談支援セラピーを実施してきました。関わった組織は、経団連、日本銀行、防衛省、東京都都医師会、日本生命、味の素、ホンダ労組、座間市役所、等、関わってきたビジネスマン総数は、1万5000人以上にのぼります。
今回のセミナーでは、このSATの概要をお伝えした上で、コーチングにも役立ちそうな「DNA気質」による人間関係改善テクニックをお伝えします。
コーチングの世界にも、様々な「タイプ分け」が存在しますが、それらは基本的にユングのタイプ分け等を基本とした、輸入心理学をベースとしたものが多く、どこまで日本人にフィットするのかは、暗黙の了解ということになっているものが多いというのが事実でした。今回、お伝えするSATのDNA気質はあくまで日本人を対象として実践されてきたものの積み上げで成り立っているタイプ分けであり、しかも認知心理学に基づいていますので、タイプ分けの欠点である「レッテル」に成りにくいという特徴を持っています。
職場の人間関係に悩んでいる方、部下の強みを活かしたマネジメントをお考えの方、夫婦関係・家族関係を改善したい方には解決策のヒントになる他、コーチング業界、セラピー業界、カウンセリング業界、保険医療業界の方には興味深い内容です。
(*当日は集合研修形式であり、個別のセラピー・カウンセリングは行いません。)
日程:2013年1月22日(火)19時〜21時半
講師:山本 潤一 氏
(NPO法人ヘルスカウンセリング学会公認心理療法士、ヘルスカウンセラー)
1997年から、日本のメンタルヘルスの第一人者であり、日本人むけに独自に心理療法を開発した、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士に師事。SAT式カウンセリング、心理療法などを深く学ぶ。現在は様々な企業で、うつの方に復職支援面談心理セラピーを行うかたわら、講師としてメンタルヘルスの予防研修などを提供している。
*ヘルスカウンセラーとは、厚労省のメンタルヘルスHP「こころの耳」にも紹介されている、カウンセラー資格です。
*ヘルスカウンセリング学会とは、宗像教授が会長をしているカウンセリング学会です。
参加費:3000円(現地にて支払、領収書発行)
定員:30名
会場:京橋プラザ区民館 洋室1号室 [地図]
東京都中央区銀座一丁目25番3号
東京メトロ有楽町線新富町駅下車2番出口 徒歩5分
都営地下鉄浅草線宝町駅下車A1番出口 徒歩5分
主 催:株式会社コーチングバンク、有限会社光海カンパニー