東京・八重洲にて、コーチングを体感して「話せる社員」「聞ける上司」を育てよう！〜プロのコーチによるセミナー＆特別体験会〜 を開催しました。

　今回は前回の反省から、開催時間を昼から夜に変更しました。また、案内ページにも参加されるコーチの皆様を紹介して、売りである「コーチングの体験」をわかりやすく明記しました。

　結局、ご参加いただいたのは８名のお客様、４名のコーチ、そしてスタッフが３名でしたが、実際にコーチングセッションをしましたので、会場は結構、これでいっぱいでした。定員の15名を集めることになりますと、より大きな部屋を借りる必要がありましたね。結果オーライでした。

　今回も前回同様、約１時間の私の解説の後、実際にお１人あたり15分間のコーチングセッションを行いました。「対面コーチングは初めて」あるいは「コーチという人をはじめて見た」という方が多く、新鮮な体験だったのではないかと思っています。

　主催者側として今回、気をつけたのが、コーチングにありがちなアヤシイ感じにしないこと。そのためにできるだけ自然な言葉で、自然な雰囲気での展開を心がけました。かっこいい言葉よりはジョークを入れて、楽しく和やかに、さらには参加された方のニーズにできるだけ沿った形でお話を進めました。

　参加者の方からは「コーチしてやる的なコーチではなかった」ということで、嬉しい感想をいただきました。今回のセミナーでは、私は主催者ですが、私自身をコーチとして売り込むことはしていません。それは、それこそあやしい話になるからです。そうではなく、登録コーチの皆様をご紹介させていただくホスト役を徹底しようと思っています。

　こういうイベントというのは実はなかなかありません。コーチが自分自身をアピールするセミナーか、あるいは、先輩コーチがコーチを集めてコーチングの話をするようなコーチ内輪の勉強会はたくさんあります。しかし、それではいつまで経ってもコーチのマーケットは拡大しないと私は思っているのです。

　さて、結果のアンケートですが、講師・内容・時間配分・コーチの対応・会場・案内・スタッフの対応すべて皆様、「良い」か「大変良い」をつけていただきました。特に講師を「大変良い」とつけていただいた人が多く、実は今回は準備に時間を取ることができなかったので、結構、未達成感があった私としてはほっとしました。

　というわけで、皆様、ご満足いただけたセミナーになったのではないかな、と自負しています。コーチングスキルではなく、コーチングマインドを持って帰っていただいて、皆様の組織作りにお役立ていただけますと、とても嬉しく思います。