今年度より「コーチング能力認定試験(通信制)」は試験内容を見直し、主に知識を問う1次試験、実践を問う2次試験の2試験制となります(ただし、初年度は同時開催につき、足切り枠はありません)。
これにより、出題範囲は下記の通り、変更となります。
1次試験:コーチングに関する知識を問う問題
コーチングの歴史、コーチングの意義、コーチングの定義、コーチングの市場、コーチングの現状
2次試験:コーチングの実践を問う問題
コーチングのマインド、コーチングの構造、コーチングの技術
ケーススタディとロールプレイング
作文問題
コーチング能力認定試験は筆記試験により、当人のコーチングの実践能力を測るものであり、これまで、「コーチングに関する知識」の有無そのものは判断の材料とはして参りませんでした。
その結果、受験者にも「コーチングに関する知識」の有無について軽んじているのではないか、という傾向が見られ、その結果、筆記試験の部分で知識の無さゆえの回答の「ゆらぎ」が見受けられ、それが故に合格しなかった、というケースが多々、発見されました。また、実践の結果を問う問題について、コーチングの実践ではないものが記載されており、これはひとえに、コーチングについての「知識」が不足しているものと思われました。
しかし、これまでの試験では、試験結果の通知を見ても、当人に知識不足との気づきが生まれにくいと判断し、今年度より、試験的に、知識問題の強化を図ることと致しました。
なお、初年度は同時開催につき、1次試験による足切り枠はありません。次年度より、受験者の得点状況を確認し、導入を検討して参ります。
平成30年3月20日
コーチングバンク登録コーチ認定委員会
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