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仕事の完成レベルをどこに求めますか？
　　仕事というのは目的があって行うもの。

　　したがって、その完成のクオリティは、

　　その目的によって違うはずです。

　　昔、読んだＩＴベンチャー企業の経営者の本で、

　　社内の資料にデザインは不要、という方がいて、

　　納得したことがあります。

　　仕事のスピードや効率を考えると、

　　そんな時間があれば、企画書の枚数を増やさないと、

　　厳しいＩＴのスピードでは敗者になってしまう。

　　そんなメッセージだと記憶しています。

　　逆に、接客業はどうでしょうか？

　　効率重視で接客そのものを手抜きするのは、

　　これは本末転倒、お客さんが離れてしまいます。

　　しかし、できるだけ無駄のない動きで店員が働くのは、

　　これは見ていて好感が持てるでしょう。

　　要は仕事の目的に合ったレベルを、

　　どこに見極めるか、ということなのです。

　　仕事の完成レベルをどこに求めますか？

　　それは簡単に言えば、

　　誰のために、誰が、何を目的として、どうやって、何をやるのか？

　　そういう問いかけに答えていくことに、他なりません。
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