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知りつつ害を為していませんか?
  知りつつ害を為すな、というのは、

  今でも医者の倫理の基本として考えられている

  古代ギリシャの名医ヒポクラテスの誓い、から来ています。

  患者にとって害と知る治療法を決して選択しない、ということで、

  これをすべてのプロフェッショナルの倫理に当てはめたのが

  経営学の神様こと、ドラッカーでした。

  プロたるものは知りつつ害をなすことはないと確信できなければ、

  世の中というものが成立しない

  ということで、すべての職業人、マネージャーから

  そしてもちろんリーダーやビジネスマンに、

  知りながら害をなすな、ということを、

  プロフェッショナルの倫理として要求しているのです。

  例えば、公害にしても、災害にしても、事故にしても、

  本当は相手のためにならないこと、

  あるいは世の中のためにならないこととわかっていても、

  組織の論理、個人の論理を優先しようとする、

  知りつつ害を為していませんか?

  個人の成功が、もしかしたら他の人の犠牲のもとに成り立つとしたら、

  その成功はかりそめのもので、決して長くは続かないことでしょう。

  それを成功とか成果と呼ぶことの方が、

  間違っていることであると思うのですが、いかがでしょうか?