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あなたにとって、強いというのはどういうことですか?
  強いアメリカ、なんて言葉も言われて久しいですが、

  「強み」ではなく「強さ」ということ、

  最近、どうも軽んじられているような気がしてなりません。

  松岡正剛さんが、『フラジャイル―弱さからの出発』を著したのは

  1995年のこと。

  当時は、まだ「強さ」を良しとする思想が残っていたようです。

  しかし、時代は流れ、約15年後の現在の日本。

  強さを求めることは、反発を生み、

  弱者のために考えろと規制されてしまうような、

  そんなおかしな状況にあるのを不思議に思います。

  フィリップ・マーロウの言うように、

  人は優しくなければ生きている資格がないのかもしれませんが、

  それ以前の問題として、

  人は強くなければ、生きていけないはず。

  しかしその強さはもちろん、腕力や強引さ、

  声の大きさや承継してきた権力のことではないはずです。

  あなたにとって、強いというのはどういうことですか?

  「強さ」に似た言葉に「強み」というものがあり、

  コーチングでは強みから発想する、という風にも言いますが、

  これは個性とか資質、リソースとでも言うべきもの。

  決して戦い、生き延びる武器になっているとは限りません。

  それではコーチングが目指すものが何かと言えば、

  何かをやり遂げられる「強さ」を獲得すること、

  であるような気がしますが、いかがでしょうか?