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どうして言おうと思ったことをやめるのですか?
  コミュニケーションはよく、潤滑油に喩えられますが、

  潤滑油とあきらかに違う点がひとつあります。

  それは、良いコミュニケーションには過剰というものがない、

  ということです。

  潤滑油であれば、適量というものがあります。

  あまりべちゃべちゃにしてしまっても、意味がありません。

  しかし、コミュニケーションは実体がなく、目に見えないもの。

  特に話し言葉のコミュニケーションは、その場で消えてしまいます。

  もちろん、言葉は受け取った人の中に残るということはありますが、

  それは相手次第。本当に残っているかはわかりません。

  人間の脳はすぐに効率を求めて手抜きをしようとします。

  ですから、伝わったことにしたがる性質を持っています。

  でも、本当に伝わっているか、

  それは確認してみないとわからないのです。

  どうして言おうと思ったことをやめるのですか?

  もちろん、叱りや怒りなどの悪い感情は伝わりやすいので、

  それは注意が必要でしょう。

  しかし、愛情や感謝、慈愛や応援といった気持ちは、

  伝えて伝えすぎ、ということはありません。

  もう言ったから、伝わっているだろうから、ではなくて、

  思ったら、思ったことをもっともっと言ってみる。

  それで初めて、本当にコミュニケーションが潤滑油になるのです。