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生産性をアップするために何をしていますか？
　　よく会社でも経済の世界でも、生産性をあげろ、という話が出ます。

　　これを頑張って働け、の意味で使われている方もいるようですが、
　　実は、頑張れば頑張るほど、生産性は下がっていきます。

　　生産性というのは、産出要素を、投入要素で割ったもの。
　　アウトプットをインプットで割ったものです。

　　簡単に言えば、インプット１に対してアウトプットがどれだけか、
　　それを示すものなのです。

　　投入要素の中にはもちろん、労賃も含まれますから、
　　頑張れば頑張るほど、これがアップし、生産性が下がる。

　　そういう構図になっています。

　　ですから、厳密に言えば、生産性を上げるということは、

　　「いかに頑張らないで成果をたくさん上げるのか」

　　これにつきるわけです。

　　これを一生懸命、考えていくことが必要なわけですね。

　　生産性をアップするために何をしていますか？

　　日本人はもてなすというと、ついつい手間隙を掛けることばかり
　　選択しがちです。

　　しかし、それはサービスの押し売りでもあり、いちばん、安易な
　　方法なのかもしれません。

　　手間隙をかけるより、感動や喜びをいかに与えることができるか
　　を考える。

　　考える時間、というものはなかなか仕事の中では取れませんが、
　　もしかしたら、実は、これがいちばん、
　　生産性アップに貢献することなのかもしれません。
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