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まわりの人、ちゃんと言葉で承認していますか?
  承認、というのはコーチング用語ですね。

  ほめる、とも、感謝する、とも違って、
  相手の存在や行動を認める、ぐらいの意味です。

  「それでいいんだよ」とか「あなたの存在が嬉しい」
  というメッセージを、相手に伝えることを意味しています。

  英語では、グレイト!とか、ファンタスティック!とか、
  形容詞や副詞を感嘆の意味で使います。これも承認ですね。

  これ、実は日本語にはあまりない概念です。

  日本語というのは主語や対象そのものではなく、
  位置関係によって表現する言語なので、
  敬語という形でこういう気持ちを奥ゆかしく表現してきたのです。

  しかし、このスピードの時代、敬語も失われていますし、
  奥ゆかしさを受け取るのも、なかなか難しいです。

  承認という、この日本語にはあまりない表現。
  これは意識して言葉にしないと伝わりません。

  まわりの人、ちゃんと言葉で承認していますか?

  承認は拍手や笑顔などでも伝わりますが、
  やはり言葉にしてもらうと、受け取る方は嬉しいです。

  思っているだけでは伝わらない。

  簡単な言葉で大丈夫です。
  会話のはしばしに承認、入れてみませんか?