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あなたのお客さんは誰ですか?
  ある経営者の方がおっしゃっていました。

  人がモチベーションがあがるのは、上司に褒められたときでも
  部下に褒められたときでもない。

  お客さんに褒められたときだ、と。

  お店を経営していたり、接客業をしていたりすると、
  お客さんというのは比較的わかりやすいものです。

  しかし、例えば、大きな組織の一員だったり、
  あるいは、働いていなかったりすると、
  自分のお客さんが誰なのか、ちょっと悩んでしまうかもしれません。

  給料をくれるから、会社がお客さんだろうか?
  こういう考え方をしてしまうと、会社の言いなりに、
  不正を働いてしまいそうです。

  給料を運んでくる旦那がお客さん?
  こう発想すると、なんだか結婚生活が不幸になりそうです。

  あなたのお客さんは誰ですか?

  あなたのお客さんは、あなたの強み、独自能力を発揮して、
  それで喜んでもらえる人のことです。

  それを褒められると、嬉しいのがお客さんです。
  決して、対価にお金をもらえるかどうかではありません。

  あなたが料理をするのなら、その料理を食べてくれるのが
  お客さんでしょう。

  あなたがあなた以外の誰かに提供しているものは何ですか?

  それを受け取って喜んでくれる人。それがあなたのお客さんです。