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望む未来を実現する能力を高めていますか?
  人には学習性無力感という性質がある、という説を唱えたのは、

  ポジティブ心理学を提唱したセリグマン博士です。

  これは、行動と結果の間に随伴性がない状態に長期に置かれると、

  人は行動への気力を失うというもの。

  つまりは、無気力を学習するのです。

  例えば、犬に電極をつけて、スイッチを入れると、

  犬は電気を嫌がってスイッチを押す。

  すると電気が止まるという仕掛けがあって、

  その関連を切ってしまうと、

  だんだん犬はスイッチを押さなくなり、

  諦めてしまうというのです。

  その後、電気とスイッチとのつながりを回復しても、

  もう犬はスイッチを押さない。

  これが学習性無力感です。

  未来は現在の結果であり、現在の行動が未来を規定します。

  現在の行動を大事にしない人は、未来に望む姿を実現できません。

  それはもしかしたら、これまでの人生で、

  自分の望む未来を作り出すということに、

  諦めてしまったからなのかもしれません。

  望む未来を実現する能力を高めていますか?

  気をつけたいことは、あなたが夢を叶える行動を取ることに、

  学習性無力感を抱いていたとしても、

  確かに、電気とスイッチの実験のように、

  あるときには、そこに随伴性が回復しているのであり、

  あなたがそのことに気づかず、諦めてしまっているだけかも

  しれないのです。

  人間は犬ではありません。

  あなたは諦めたままの人生を、本当に送りたいのでしょうか?