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空の飛び方を覚えていますか?
  肩甲骨といえば、人の腕から肩にかけて、

  それをつなぐような骨ですが、

  これを翼のなごり、という人も居ます。

  昔、まだ人間が天使だったころ、

  肩甲骨から翼が生えていて、

  人は空を飛ぶことができた、というのです。

  もちろん、これはフィクションですが、

  もし、人が肩甲骨の存在から、

  空の飛び方を覚えていたのなら、

  地上で起きている様々な事態を俯瞰して、

  もっと自由になれるのかもしれません。

  空の飛び方を覚えていますか?

  人間も含む哺乳類は進化の過程で、もともと爬虫類から

  分かれて来ました。

  哺乳類が進化してきたまさにその間に、

  もうひとつ、空を飛ぶ鳥類が分かれたのです。

  彼らは身体を小型化することで空を飛ぶ能力を得ましたが、

  人類は逆に脳を大型にすることで、進化しました。

  空を飛ぶには重過ぎる身体を抱え、

  しかし、発達した脳の力で、想像力を巡らし、

  意識や気持ちだけを切り離して、

  自由に空を飛ぶことが出来る。

  そういう能力が、天使を生み出したのかもしれません。

  だから、きっと、あなたも思い出せば、

  いつでも飛べるのではないでしょうか?