<< April 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
■日刊メールマガジン
取るだけでコーチングセンスが磨かれます!是非、ご登録を!
コーチングで世界は変わる
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
⇒ twitter でも配信中です
SEARCH
ADMIN
ARCHIVES
 ⇒コーチングバンクトップへ戻る
善悪の言葉を、どのように使い分けていますか?
  白黒はっきりつける、ではないですが、

  日本語というのは実は、その言葉の中に、

  善悪の概念が混入しやすい性質を持っているようです。

  これが日本語でのニュートラルなコミュニケーションを妨げ、

  会議や話し合いを揉めさせる原因にもなっているようです。

  例えば、犠牲を払う、とか、代償を支払う、という言葉には、

  大事なものを失う、というニュアンスが含まれますが、

  pay the cost というと、

  別にポジティブでもネガティブでもない。

  行き詰まる、と言う言葉はネガティブですが、

  Get stuck という言葉はどうでしょうか?

  これは動けなくなる、抜け出せなくなるというような意味ですが、

  英語などでは同じ単語でも、概念しか伝えないので、

  それが文脈によって良い意味にも悪い意味にもなるのです。

  さて、それを前提としたときに、

  この善悪のニュアンスを持った、同じような概念の言葉を

  どのように使い分けるか、ということが、

  日本語を大切にすることにもつながってきそうです。

  善悪の言葉を、どのように使い分けていますか?

  考えてみれば昔は、子どもの頃に、

  そんな言葉を使ってはいけません、とよく怒られました。

  同じ概念の言葉でも、TPOがある。

  それを使い分けることができるようになることが、

  大人になることなんだなぁ、と思ったものでした。