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あなたの判断基準は男女平等ですか？
　　今、世界では、国連の機関を中心として、

　　男女の性による、社会的・文化的な前提の違いを

　　撤廃しよう、という流れになっています。

　　これは人種差別と同様に、

　　人類にとって恥ずべき差別だ、という認識です。

　　残念ながら、日本は世界から見れば、

　　女性に対する根強い差別が存在する国として認識されています。

　　よく、これは差別ではなく区別、などという詭弁も使われますが、

　　世界では、そういう詭弁自体も否定されていることは、

　　知っておいても良いでしょう。

　　仕事の差別、家庭内役割の差別、あるいは制度的な差別。

　　選択的男女別姓が認められないのも、

　　離婚後の結婚までの期間も、最低結婚年齢も、

　　違いがあるものは、すべて差別であり、

　　修正するように強く言われています。

　　しかし、制度よりも民間の、

　　つまり一般の人の差別意識が高いために、

　　なかなか制度改正ができず、

　　国が板挟みになって困っている、という状況です。

　　さて、あなたはどうでしょうか？

　　あなたの判断基準は男女平等ですか？

　　制度やシステムを変えることは容易です。

　　しかし、あなたの中に存在する、

　　意識しない差別というのはなかなか変えることができません。

　　もし、あなたの中に男女平等ではない価値判断があったとして、

　　あなたはそれによって、何を得ているのでしょうか？
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