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目の前の問題解決に追われていませんか?
  問題には大きく分けて、発生型の問題と理想型の問題があります。

  発生型の問題は、何かが起きたから、という問題。

  事件や事故などがあります。

  例えば警察は事件化しないとアクションが起こせないと言いますが、

  主にこの問題解決のための機関だと言えるでしょう。

  一方、理想型の問題というのは、

  在るべき姿を考えて、その姿を実現するためには、

  何をしなければならないか、という問題です。

  本来、国家の経営というものはこのスタンスのもの。

  場当たり的な政策が批判されるのは、

  そこにビジョンがないからです。

  この2つの問題、実は、発生型の問題の方が数が多く発生し、

  理想型の問題解決を先送りにしているから

  発生件数が増える、という特徴があります。

  目の前の事件はすぐに解決しなければなりませんから、

  それに追われていると理想型の問題解決の時間が取れない。

  そうすると、さらに発生型の問題が増えていく…。

  悪循環ですね。

  目の前の問題解決に追われていませんか?

  犯罪をひとつひとつ取り締まるより、

  どうすればその種の犯罪がなくなるのかということを考えてみる。

  そうすると、もしかしたら貧困の問題に行き着くのかもしれませんし、

  地域コミュニティの再生というテーマが浮上するかもしれません。

  しかし、本来、理想型の問題解決をしなければならない人が

  発生型にばかり時間を使っているが故に、

  人も、組織も、会社も、国家も、

  どこへ向かって何をしているのか、

  わからなくなってしまっている、ということも、

  結構、あるのかもしれません。