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３．１１をどのように過ごしますか？
　　３．１１というのはもちろん、

　　２０１１年３月１１日に起こった東日本大震災のこと。

　　大きな地震が同時に起こるという

　　誰もが予想もしていなかった事態でした。

　　地震そのものの規模も想定外のものであり、

　　さらにそれによって起こった津波で、

　　地震そのものよりも多くの被害が出ることになりました。

　　その影響で起こった首都圏の交通機関マヒ、

　　さらに福島の原子力発電所の事故、

　　そして電力不足による停電や

　　買い占めによる水やガソリン、食糧不足など、

　　まさに我々の生活している基盤そのものが、

　　決して磐石なものではないことがわかってしまいました。

　　さて、あれから１年。

　　早かったのかもしれませんし、やっと１年なのかもしれません。

　　この日は今のところ記念日でも何でもないですが、

　　日本の歴史にとって、終戦や原爆と同じ、

　　平和や安心を願う日として、しばらく記憶されることでしょう。

　　３．１１をどのように過ごしますか？

　　天災は忘れた頃にやってくる、と言います。

　　防災用具や備蓄している食糧や飲料水、

　　ちゃんと整備されているでしょうか？

　　不安に駆られるのではなく、準備を怠らずに安心する。

　　そういう努力ができるのが、人間の知恵というものです。
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