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なぜ盗みを働いてはいけないのでしょうか?
  モノやお金を盗むのは悪いという気持ちは

  普通に育ってきた人なら、持っていることでしょう。

  しかし、アイデアや考え方を盗むことについてはどうでしょうか?

  オリジナルを尊重する場合、

  盗作とは言わずに、引用とかオマージュとか、

  あるいはインスパイアとか、パロディとか言ったりもしますが、

  例えば著作権で言えば、別に同じものを生み出しても、

  法的にはまったく問題はなく、

  あくまで知っていながら黙ってコピーした、

  そういうところに罪が発生します。

  ということは逆に、盗みというのはどうやら、

  盗まれた方はわからないのだけれども、

  盗んだ方にはわかっている、

  そんな構造があるのかもしれません。

  なぜ盗みを働いてはいけないのでしょうか?

  盗むという行為は、プロセスを無視して結果を求める行為です。

  そしてこれは常習性があるのが普通です。

  安易な道、楽な道を選択することに馴れてしまうと、

  人間の頭は苦労する道を選びたくなくなるもの。

  つまり、努力とかプロセスを経るということについて、

  耐性がなくなってしまうのです。

  盗みがいけない理由。

  それは、盗まれた人への被害の問題ではなく、

  盗むことによって、その人の基本的な能力が損なわれ、

  さらには、能力以上の成果を得ることによって

  結果的に、因果的に、本人が苦しむことになる。

  そういう戒めなのかもしれません。