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クリエイティブに生きていますか?
  クリエイティブというと、例えば広告業界などでは、

  コンセプトから実際のビジュアルまで

  形にしていく人のことを言いますが、

  しかし奇妙なことに、クライアントに受け入れるためには、

  ほとんどの場合、どこかで見たことがあってしかも成功している

  それをちょっとずらすことが求められます。

  あまりにも斬新で、成功するかどうかもわからないものは、

  リスクが高すぎて判断できないからでしょう。

  結果として同じような広告や同じような番組や、

  同じような映画、楽曲、アイドルなどが

  既視感をばらまく現状となってしまうわけです。

  こういう、なんか感動しないけどいいものがあふれる状況を、

  ベンヤミンは「アウラの喪失」、つまりは、

  オーラがなくなった、と言っていたのは、もう77年も前のこと。

  それはさておき、例えば、アップルのスティーブ・ジョブスや、

  ある成功している会社さんが言っているのは、

  顧客は、自分が欲しいものをわかっていないし、

  想像することもできない、

  だからプロが考え、提供するのだ、

  という発想を持つ人達がいます。

  彼らの発想こそ、まさにクリエイティブ。

  そんな生き方、あなたはどう思いますか?

  クリエイティブに生きていますか?

  もちろん、広告すべてがクリエイティブではない、

  なんて言うつもりはありませんし、

  そもそもクリエイティブの領域は、広告やメディア、

  さらにはビジネスだけではなく、

  あらゆる人間の活動にありうると思っています。

  どうせやるなら、何か、アイデアを考えよう、

  新しいステージに行こう、連れて行こう!

  そういう考え方の方が、自分もまわりも

  わくわくできると、思いませんか?