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守破離を前提に人を育てていますか？
　　このメルマガでも何度も形を変えて出てきている守破離。

　　これは人が何かを習得するときに、

　　まずは型通りに習って、これを身につけ、

　　だんだんその型を崩して自分らしさを表現し、

　　最終的には型を離れ、自己流を編み出していく、

　　そういう段階があるよ、というお話です。

　　これを上司と部下のような関係になぞらえてみてください。

　　自分が上司だった場合、

　　最初は言う通りに従っていた部下が、

　　だんだん言うことを聞かなくなり、

　　最後にはまったく違うことをやり出すという、

　　そういう風に見えるかもしれません。

　　そんなとき、あなたは、どんな風に反応しているでしょうか？

　　守破離を前提に人を育てていますか？

　　いつまでも俺の言う通りやってればいいんだ、

　　と思ってしまうのは感情ですが、

　　よくよく考えてみれば、

　　それはもしかしたら、部下が独り立ちした証拠かもしれません。

　　これは喜ばしいことですよね。

　　そのスピードが早ければ早いほど、

　　あなたの育て方が巧みだったのかもしれませんし、

　　もちろん、部下が優秀なのかもしれません。

　　あなたが気をつけなければならないのは、

　　部下が基本ができて崩していったのか、

　　最初から崩れているのかを確認することですが、

　　それは言うまでもなく、ちゃんと見ていればわかることですよね？
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