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あなたが人を褒めるときに気をつけていることは？
　　人を褒めるというのは、どちらかというといいこととされていますが、

　　しかし褒めればいいってものでもありません。

　　例えば、もとより嫌いな上司であれば、

　　褒められることにもむかつくかもしれません。

　　褒めることは評価と同じですから、

　　上から見下されている感じがすることもあります。

　　例えば、部下が上司を褒めるのは、怒りを誘うかもしれません。

　　それが的を得ていれば受け入れられるでしょうが、

　　あたっていなければ、わかってない、と思われるだけです。

　　また、言葉は常に同じことを表現する別な意味を持っています。

　　例えば、いつも元気で活発、ということは、

　　もしかしたら、考えないで行動している、

　　要は、子どもっぽい、ということかもしれません。

　　フレンドリーだと、親しみやすい、という意味ですから、

　　上司であれば、尊敬に値しないとか、頼りない、

　　そう取られる可能性もあります。

　　褒めるということはあなたの認識で相手を評価し、

　　その言葉に閉じ込める、ということです。

　　あなたが安心するために褒めたいのなら、

　　それでもＯＫでしょうが、

　　要は、何のために褒めたいのか、ということです。

　　あなたが人を褒めるときに気をつけていることは？

　　もし、相手に感謝の意を伝えたいなら、

　　素直に、感謝の意を表するだけの方が、

　　目的には適っているかもしれません。
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