<< April 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
■日刊メールマガジン
取るだけでコーチングセンスが磨かれます!是非、ご登録を!
コーチングで世界は変わる
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
⇒ twitter でも配信中です
SEARCH
ADMIN
ARCHIVES
 ⇒コーチングバンクトップへ戻る
褒められたいというアピール、していませんか?
  複数の人で話をしていて、この場に居ていいのかな?

  と思うことがあります。

  それは例えば、上司におべんちゃらを使う部下、

  そして、上司や先生に手柄話を嬉しそうに話す人です。

  もちろん、子どもがこういう態度を取っているのは、

  微笑ましい気もしますが、

  大の大人が、チームの雰囲気も考えず、

  こういう話をえんえんとし始めると、

  ちょっと眉をひそめてしまいます。

  交流分析では、会話やコミュニケーションのやりとりのことを

  ストロークという表現を使って説明しています。

  これによると、メッセージには

  裏のメッセージが含まれていることがあり、

  これを条件付きストロークと言ったりします。

  例に挙げた人の場合、親に求めるように、

  褒めて褒めて、というアピールを感じます。

  もちろん、何か手柄や結果を出して、

  その努力を認めるのは正当な要求かもしれませんが、

  小さな子どもが親にねだるような存在承認に近くなると、

  普段、褒められていないのか、自分に対する肯定感が少ないのか、

  ちょっと可哀相というか、見ていて痛々しい感覚になります。

  褒められたいというアピール、していませんか?

  もちろん、自覚を持ってやっている場合には問題ありません。

  むしろ本人が意識していない場合、見る人が見ると、

  そのアプローチの裏にある心理的不安定さが見て取れて、

  まるで裸で泣きながら叫んでいるようにも写るのです。

  もちろん、それを恥ずかしいと思うかどうかは、

  本人次第、ではあるのですけどね。