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登録コーチインタビュー 矢嶋美由希コーチ

リフレッシュコーチ

矢嶋美由希 やじまみゆき

⇒矢嶋美由希コーチのプロフィールはこちら

――矢嶋さんとコーチングとの出会いについて教えてください。

矢嶋美由希コーチ「私は、前職が保育士だったんです。子育てを経験したことのある方は、ご理解頂けるかと想うんですが、特に初めての子どもを育てる時って不安が大きいんです。

 ちゃんと育ってるんだろうか?
 自分の育て方で良いんだろうか?
 育ちが遅くても心配だし早くても心配!

 保育園というのは、基本的に両親ともに働いている家庭なので、仕事と家庭の両方のストレスを抱えている場合も多い。そんな保護者の漠然とした不安を聴くこと、そして、安心してもらうことって、仕事の中で大きなウエイトを占めていました。

 基本的に、保護者からの信頼は厚かったのですが、保育士としてベテランになってくると、相談内容も深刻になってくるのと、同僚や後輩の保育士へのサポートも増えてきます。元々、人の話を聴くことでの解決に繋がるということは実感していたので、カウンセリングを勉強して、もっと専門的にサポートしよう!と思い立ち、社会人入試制度を利用して大学生になりました。2003年のことです。

 ただ、入学して臨床心理学を学び進めていくと、ちょっと物足りなさを感じるようになりました。

 いわゆる精神的な病を抱えている人への対応なので、私が普段対応している保護者や同僚への対応としては物足りないというか、30分間、うなずきとあいづちだけで一言も発しないとか、後々振り返るとすごく勉強になったんですが、静的な対応なのです。

 保育園では、子どもも元気だし、お母さんも仕事も家庭も両立しちゃえるくらいに、基本的にはエネルギッシュなので、もっとアクティブな対応が出来ると良いよなぁ〜と想っていました。

 そんな時にたまたまネットサーフィンをしていて出逢ったのが、とあるコーチのサイトでした。へぇ〜〜…と興味のおもむくままに、問い合わせメールから体験コーチングを申し込み、その後継続的にコーチングを受けるようになりました。これが、私とコーチングの出逢いです。」

――それから、保育士を辞めてプロのコーチになられたのですね。

矢嶋美由希コーチ「コーチングを受けてみたら、これがまた良かった。「こんな感じ…」という漠然とした感覚が言語化出来るようになったり、やりたいことも明確になるから、サクサクと実現する! 

 割と第一歩を踏み出すまでに躊躇するタイプだったんですが、コーチに報告しようと思うと、とりあえず行動できちゃう…!ガンバったことは、ガンバったと認めてくれるので、励みになったんですよね。

 とうとう…コーチングの勉強もはじめて、ついには独立までしちゃいました。」

矢嶋美由希

――これまで、コーチとしてどのような活動をされてきましたか?

矢嶋美由希コーチ「基本的には、ビジネスパーソンへの1対1のパーソナルコーチングが中心です。前職が保育士だったということで、保育園や育児支援をする方にコーチングを紹介するような研修の講師や講演も行ってきました。

 それ以外には、ちょっとコーチとしては異色だと想うのですが、自分が開催しているマインドマップのセミナーの中で、コーチング的なアプローチをすることで、思考を明確にしてもらっています。

 マインドマップも、初期のころは、「こんな風にしてください!」「○○じゃなければ、マインドマップじゃありません!」みたいな、きっちりとルールを守って欲しいというインストラクションが多かったように想います。その中で、どうしたいですか?」「どんな意図がありますか?」と、受講生の方の想いを汲んだりするようなインストラクターは、少なかったんです。

 そもそも、マインドマップを受講する方は「自分の頭の中を、整理したい!」「もっと優先順位を明確にしたい」「柔軟な発想が出来るようになりたい」という想いを持って受講されている方が多いのです。そういう方に、コーチとしての質問がとても有効だったというのもあると思います。非常に満足度の高い評価に繋がっていきました。

 一時期、百人以上のマインドマップインストラクターが全国で活動していた中で、2006年の第一期から活動を続けてこられたのは、コーチング的な関わり方をしてきたことで、マインドマップとの相乗効果を提供出来たからと感じています。」

矢嶋美由希

――最近ではコーチングゲームもセッションに取り入れていらっしゃいますね?

矢嶋美由希コーチ「最近ではコーチングゲームのエヴァンジェリストとしても活動していますが、コーチとしての質問力だけでなく、マインドマップインストラクターとしての発想の柔軟性は強みなんだと実感しています。

 そういった点では、保育士としての経験も本当に強みですね。私のコーチングを受ける方は、自分の強みを確認したい!という方も多いんですね。そして、その強みを誰かのために役立てたいと思っているわけです。

 その強みって、社会人経験だけではなく幼少期からの嗜好も大きいし、逆に、育てられてきた環境によって発揮出来なかったという面もある。そのあたりの染み付いたパターンに気付いてフィードバック出来るのは、保育士経験がなければ難しいと思うんですよね。

 子どもは、自分の言いたいことをストレートにぶつけてくるようでいて、そうでもないんです。周囲の様子も、本当によく伺っているし、うまく表現できない面を表情やしぐさで表現してくるわけです。

 そのあたりの小さな違和感というような微妙な変化に気付けるのは、経験がものを言うと思っています。そして、それは、言いたいことを我慢し続けてきた大人に対しても、ものすごく有効なんです。自分の感情や感覚を抑圧し続けてきたので、むしろ第三者であるコーチからのフィードバックがないと、理解することも感じることも出来なくなっているという人もいるくらいですね。」

矢嶋美由希

――今後、コーチとしてやりたいことはどのようなことでしょうか?

矢嶋美由希コーチ「大きなことを言えば、独自にコーチ養成プログラムを展開していきたいですね。傾聴していればコーチング、承認するのがコーチングと、コーチングを学ばれた方に言い切られてしまうと、ちょっと哀しい気分になります。

 単に話を聴くだけだったら、隣のおばちゃんだって出来るでしょ?なんて、言われないような知名度や認知度にしていきたいです。

 後は、職業コーチの地位向上を考えています。それは、保育士などの援助職に対しても考えていて同じようなことだと思うのですが、身近な職業であるが故に、どうも軽く考えられちゃうというか、親しみやすさが、仇になる感じっていうことがあると思うのです。

もちろん、そのためにコーチも学び続けなければならないと思うのです。私のコーチングを受けてくださった方の中から頂く感想で、少なくないのは、「コーチングって、こういうものだったんですね…」というものです。私のコーチングが、コーチングの主流だと思ってはいないので「いろいろなコーチングがありますよ!」とお伝えするのですが、学びはじめたばかりのコーチからコーチングセッションを強要(笑)されて、受けてみたら誘導されるは…決めつけられるは…で、コーチングに嫌悪感すら抱いていた…なんていう笑えない話もあるんですよね。

 もちろん、駆け出しコーチでも実力のある方はいらっしゃると思いますが、「コーチングスキル向上のために100人にコーチングをしてきましょう!」と、訳も分からない状態で野に放たれると、そんな乱暴なことが許される職業って、他に無いんじゃないかと心配しています。医者だって、保育士だって、そんな無茶なことはしませんから。

 そのためにも、私も目の前のことで言えば、クライアントさんとのセッションを充実していきたいですね。そのために、人として憧れられる存在というか、尊敬される存在になっていたいと思います。

 2012年には『ふだん使いのマインドマップ』という本を出版することが出来たんですが、出版したことによってコーチングセッションの中で「出版したい!」というテーマも扱う機会が増えました。具体的に「こんな話をしてみたい!」と、イメージしやすくなったのだと思います。

 そういえば、私が出版につながったきっかけは、Twitterなんです。同時に出版のための勉強もしたこともあって、自分のコア(核)といえるような魅力や強みの探し方やチャンスのつかみ方には、更に磨きがかかったように思います。

 出版の経験を介して、とことん自分と向き合うことの大変さと、その先のひらける感じっていうのは身を以て証明できているかと思います。「最近、輝いてるよね!」「若返ったよね…」と、同性の女性から褒めてもらうことが本当に増えました。

 余談ですが、異性から褒められるのって、案外簡単だと思うんです。ちょっと外見が変わったり、仕草が女性らしくなれば、ごまかせるから。だけど、同姓である女性が心を込めてしみじみと褒めてくれるというのは、これは、メッキだとダメなんですよ。そういった点で、「基本的な顔の作りは同じなのに…何か最近、きれいだよねぇ〜〜〜…」と、まじまじと顔を見られるようになって…内面を褒められてるという感覚を味わっています。」

矢嶋美由希

――矢嶋さんと言えば、ネットも上手に活用されているというイメージも強いと思いますが、何かきっかけがあったのでしょうか?

矢嶋美由希コーチ「これも、興味を持たれるのですが、私は、SNSを活用してコーチングに興味を持ってもらえるような発信をしています。どうも、コーチングというのはカウンセリングと混同されていて「もっと大変になったらお願いします!」とか、「まだ、自分で対応できます」とか、もう、どうにもならない状態になってから受けるものだと勘違いされているので、そのあたりを、Twitterで呟きはじめました。

 言いたいことを、凝縮してストレートに伝えられるので、140文字という短さも、私にとっては向いていました。そうしたら、コーチングに興味を持ってくださる方が反応してくださるようになっていきました。

 体験コーチングのお申し込みが急増して、月に平均10〜20人の方から、ご依頼を受けるようになっていきました。もちろん、体験だけ、という方もいらっしゃいますが、コーチングというものが、広く認識されていけば良いなぁ〜と想ってやりはじめたので、この変化はとても嬉しかったです。

 最近はFacebookでの投稿が中心になってきてしまっているのですが、TwitterとFacebookを上手に使い分けていきたいなぁ〜と想っています。」

――最後に、コーチングバンクに期待することがあれば、教えてください。

矢嶋美由希コーチ

矢嶋美由希コーチ「たぶん私は、コーチングバンクに育ててもらったんです。登録コーチとして、登録しただけだとそんなことは起こらないと思うんですが、マインドマップインストラクターとして、コーチングバンクとの共催のセミナーを開催してもらったり、勉強会の講師をさせてもらったり、勉強会に参加したり、やりたい!といえば、やらせてくれる土壌があるので、これは活用した方が良いな…と思っています。

 最近では、メルマガのあとがきを読んで、講師を紹介するなんてこともしました。受身でいても得るものはあるかも知れないけど、主体的に関わった方が楽しいのが、コーチングバンクだと思います。

 後は引き続きの情報提供ですね。自分が興味を持てる、持てないに関わらず、コーチとして触れておきたい情報に関しては、ニュートラルに提供してくれていると感じているので、引き続きお願いします。

 コーチングバンクの勉強会が月末中心なのは、コーチングセッションの予約で埋まっていることが多くて参加しにくいので、出来れば月末開催は避けて欲しい…っていうことくらいですかね。

 コーチングを学んできた団体に応じて流派っていうのがあるのかどうか不明ですが、そんな垣根を超えて交流出来る場であって欲しいと願っています。」

――様々なご要望ありがとうございます。最後にひとこと、お願いします。

矢嶋美由希コーチ「コーチングを受けて欲しい!っていうのが、本音でしょうか(笑)。コーチっていっても色々なコーチがいるので、年々、進化しているコーチから受けられると、クライアントさんも進化しやすいんじゃないかと思います。

 ちゃんとコーチングを受けると、自分自身に変化が起こるだけでなく、周囲の人にコーチング的なサポートがしていけるようになるんです。

 これからは、組織の中でもコーチング的な関わり方は求められていくと思うので、まずはコーチングを受けて、やがてコーチング的なサポートが出来るようになってもらえたら嬉しいですね。

 後はコーチにも、本音を伝えるのが抵抗がある…というくらいのシャイな方や、言いにくいテーマがある方は、『ふだん使いのマインドマップ』を読んで、マインドマップで自分の考えていることをアウトプットして、ちょっと客観視して頂けると良いと思います。

 私は、コーチングのセッションの記録はマインドマップで行っているのですが、これは、本当に喜ばれます。自分の頭の中を紙の上に見える化すると、大きな発見があるので、ぜひやってみてください。それでも…だったら、私のコーチングをどうぞ(笑)」

――はい。無料セッションもやってらっしゃいますので、是非、皆さん、体験してみてください。今日はありがとうございます。

(2012.12.31.メールインタビューにて、聞き手:aguni)




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