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登録コーチインタビュー

コーチングバンク運営者/登録コーチ  原口佳典


■まず、なぜ、このようなサイトを作ろうと思ったのか、その理由からお聞かせいただけますか?

原口 「ちょっとさかのぼってお話しますと、まず、私がコーチングに出会ったのは2001年です。当時はベンチャーIT企業に勤めていたのですが、組織内及びお客さんとカスタマーサービスとのコミュニケーションにおいて、何かもっと良くする方法がないかと模索していました。まあ、簡単に言えば、うまくいってなかったのですね。

 そのとき、たまたま家の近所で前の会社の知人と出会い、雑談の中で出てきたのがコーチングという言葉でした。つまり、たまたま偶然、紹介されて、コーチングを知ったのです。

 そのときの認識は、どうやら聞き出すコミュニケーションスキルらしい、ということでした。

 どうもこれはよさそうだ、ということで、それからすぐにコーチ21の説明会に行ったのです。はじめはあやしい宗教か何かかと思いました(笑。後で知ったのですが、コーチ21はもともと自己啓発セミナーの会社を母体としていたらしく、その当時はまだまだ自己啓発セミナーのノリが出ていたのかもしれません。

 そしてCTPのプログラムの説明を受けたのですが、なにしろ当時は、ほぼ24時間働いていましたので、毎週の電話による研修プログラムなんて、とても受けられそうにないということと、スキルを習得するまでに3年かかるというので諦めました。当時は3年後、会社があるかどうかがわかりませんでしたからね(笑。

 しかし、諦めませんでした。スキルだけでしたら、書籍でも学ぶことはできます。私はその後、カスタマーの基礎作りのお手伝いと、サービスの改善などをしていたのですが、いちばん大きい成果は、コミュニケーションにスキルが存在する、ということがわかったことかもしれません。

 その会社を退社後、インターネットビジネスのコンサルタントとして独立したのですが、時間もあることですし、せっかく学んだので、CTPの研修プログラムを受講することにしました。もちろん、本業のコンサルティングに活かせると思ったからでもあります。

 学習を進めるうちに、コーチを自分につけることになりました。実は、それまでは自分にコーチをつけた経験はありませんでした。

 コーチをつけたのは、認定コーチ試験を受けるために、つけたほうが良いと思ったからでしたが、なにせ、どうやってコーチを探せばいいのかわからない。そこで、私は教育機関のコーチ21にスタッフを紹介してもらったのです。

 結果はどうだったのかといいますと、これが良かったのです。コーチをつけてみて、コーチングではなく、コーチの存在、の良さというものがとても良くわかりました。これは素晴らしいことだな、と。まずは最初にこう思ったことが、このサイトを作る最初のきっかけになりました。」

■と、言いますと?

原口 「簡単に言えば、私が自分では、自分のコーチを探せなかった、といいうことに気づいたのです。

 私自身は純粋に、スキル習得目的で始めたコーチングの勉強でしたが、学んでいるうちに、プロのコーチになりたいという人が、意外に多いのにびっくりしました。というのは、日本において、そんなにコーチの市場があるとは思わなかったからです。

 また、では仮にコーチを探している人がいて、そういうコーチ達とどうやって出会うか、というと、その方法がわからなかったのです。

 教育機関はあくまで教育機関ですし、これだけ独立志望のコーチがいるのでしたら、自分をコーチとして売り込む人はたくさんいるだろう。

 しかし、間に必要な「流通」はどうでしょう? 「流通」がしっかり成立しない限り、マーケットとしては成熟はしないだろう。であれば、プロとしてやっているコーチの皆さんを紹介するサービスがあるといいだろう。

 誰もやりそうにないなら、自分がやればいい。そう思って立ち上げたのが、コーチングバンクというサービスです。」

■立ち上げた結果はいかがでしたか?

原口 「やはり、思ったとおり、反響は大きかったですね。確かにコーチを紹介するサービスというのはこれまでもあったのですが、あくまで紹介してマージンを取る、というモデルでした。従って、そこにいるコーチを外から見られなかったり、直接、連絡をつけられなかったりしました。つまり、コーチにとってもクライアントにとってもそんなに親切なサイトではありませんでした。

 個人的なことで言いますと、私自身もコーチングバンクによって、コーチを探しやすくなったのが嬉しいですね。

 極端な話、コーチングバンク以前には、コーチの皆さんは自分で自分を宣伝するしかなかったわけです。でも、「俺ってすごい」って言って回る人って、胡散臭くありませんか?(笑

 自分で自分のことをプロデュースすることをセルフプロデュースと言って、それはそれで必要な能力だとは思いますが、どちらかというとコーチの皆さんの自己アピールというのは、あやしくみえるような(笑)、そんな感じがしてしまっていました。

 ある意味、他人のサイトであるこういうサービスによって、謙虚な性格であっても、たとえ副業で自分の宣伝に時間を使えない方であっても、やる気もスキルもあるコーチの方と出会えるような、このサービスは、きっと日本のコーチ業界を大きく変えるものになると思っています。」

■今後、法人化するということですが、営利も追求するということでしょうか。

原口 「ええ、そうですね。今のところ、今年4月の法人化を考えています。このコーチングバンクはユニークかつ素晴らしいサービスだと思っていますし、これからも拡大していきたいと思っているのですが、問題は、運営するためには若干なりともお金が必要、ということです。

 さらには、今後、大きくなって参りますと、スタッフを雇用したり、設備投資をしたりと、何かと物入りになってきます。また、非営利モデルでは成長に限界が生じますので、独立採算で自身も成長していくモデルを構築しようと考えています。

 もちろん、NPOにしたり、政府の補助金や寄付金に頼るという方法もありますが、私は起業家でもありますので、コーチングバンクそのものが、自力で稼ぐようなモデルを構築しようと思っています。法人化の方法については、現在、外部から出資を募るかどうか、ということも含めて、一緒に立ち上げるスタッフと検討しているところです。」

■法人化したコーチングバンクの収益モデルはどのようにお考えですか?

原口 「コーチングバンクの収益モデルとしては、当初、紹介料を取るモデルも考えましたが、それではコーチの支援というよりは、言い方は悪いですが、コーチの皆様からお金を巻き上げるモデルになってしまう、と考えました。それはそもそも、このサイトを始めた趣旨ではありませんので、別の方法で運営費用を稼ごう。そのように思ったのです。

 具体的には、他人様のマーケットを荒らしたり奪ったり、あるいはコーチの皆さんに物を売りつけたりするのではなく、コーチとコーチングのマーケットそのものを広げることによって達成しようと思っています。コーチとクライアントの間に入って、そこからマージンを抜くというモデルは今後もするつもりはありません。

 そうではなく、イノベーションによって収益を上げていきます。たとえば、今、具体的に動かしていますのは、法人や組織に対して、これまでにないコーチングのプログラムを開発し、それで収益を上げていく、そういうモデルを考えています。これは登録コーチの皆様にも逐一、情報を流しまして、協力を呼びかけていく予定です。

 つまり、単にマッチングすることをビジネスにするのではなく、そこにコーチングバンクが付加価値を創造したものに対してのみ対価を生じさせる、そういうビジネスを展開していきたいと考えています。」

■他のコーチ紹介業の皆様とはどのように連携しますか?

原口 「難しい質問ですね(笑。ただし、私自身は、現在も、実際には競合していないと考えています。それというのも、現状では、コーチのマッチングビジネスというものが、そんなに市場規模のあるものではないと思っているからです。

 彼らのためにも市場を拡大してあげることができれば、決してそれは競合にはなりませんし、逆に、手を組むことによって一緒にそういう活動ができればいいな、そう考えています。

 コーチの皆様にとっても、いろんなところがあって、派閥があったりするのはつまらないことだ。そう思いませんか?

 それはともかく、コーチング業界に属している方でも組織でも、コーチングバンクは全ての方と連携する用意があります。是非ともアクセスして何かの形で連携させていただければ、と思っています。」

■コーチとしての原口さんはどのような目標があるのですか?

原口 「私もコーチングバンクの登録コーチの一人ですから、コーチングバンクが有益なサイトになって、クライアントと出会えることを望んでいます。ただ、まだ私はコーチングに出会ってからは5年近くになりますが、きちんと学び始めてからは、まだ1年半です。まずはコーチ21のクラスを終え、次にクラスコーチとして再度、学習をしていきたいと考えています。石の上にも3年と言います。まだまだクライアント様からも学ばせてもらっている最中だと思っています。

 その間にたくさんのコーチの皆様と出会い、あるいは人材育成や組織活性化ということに携わってらしゃる方に出会い、少しでもコーチングの普及を応援することができたら素晴らしいことだな、そう思っています。

 素晴らしいコーチになるためには、素晴らしい人生経験も必要だと私は思っています。ですので、その間に豊かな人生経験ももてれば嬉しいですね。」

■コーチとしての原口さんと、このコーチングバンクというビジネスを立ち上げる起業家としての原口さん、どのように連携するのですか?

原口 「私は今後もコーチとしても成長していくつもりですが、実は、国際コーチ連盟のマスターコーチの認定条件に、コーチ業界の発展に寄与した、という条項があるのです。私はこのコーチングバンクというサービスを通じて、コーチ業界の発展に寄与していこうと考えています。

 私自身は起業家ではありますが、むしろたくさんの人の起業や独立、ひいては日本の経済の発展に寄与したいという思いが強いのです。

 日本で起業家、というと金儲け主義に思われていますが、私はこれでお金持ちになろうと思っているわけではありません。欲、ということで言えば、むしろ、このサービスを切り口に、実業界への道筋が開かれればいいと思っているのです(笑。とはいえ、もちろん、会社ですから、スタッフの給料は稼がなければなりませんけれどもね。

 むしろ、コミュニケーションのプロフェッショナルであるコーチの皆様を支援することによって、もっと日本を、世界を良くしたいですね。それは、私一人でできることではありません。コーチの皆様のご協力をお願いしたいと思っています。」

■最後に、このインタビューをお読みの皆様にメッセージを。

原口 「このインタビューを読んでくださっているのが、コーチをお探しの方でしたら、是非、ゆっくりとこのサイトをご覧ください。各コーチの紹介の先にはブログやホームページもあります。いろいろご覧になって、お気に入りのコーチを探してみてください。

 そしてコーチの皆様、是非、お気軽にコーチングバンクにご登録ください。難しいことは何もありません。ここでクライアントに出会うチャンスを増やしてください。クライアントとの出会いがコーチを成長させます。そのお手伝いができれば嬉しいです。一緒にコーチ産業を成熟させましょう!」

■ありがとうございました。

(2007.1.11.収録 聞き手:aguni)



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登録コーチインタビュー 斉藤真一郎コーチ
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